阪神・ミエちゃん2年目の変身 “バレンティン打法”でチーム1号 「うまく反応できた」

[ 2024年2月12日 05:15 ]

阪神紅白戦の2回、ミエセスは勝ち越し2ランを放つ(撮影・北條 貴史)
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 阪神・ミエセスが“チーム1号”を放った。今春初実戦の紅白戦に白組の「9番・DH」で出場し、2回1死一塁で左越え2ランを叩き込んだ。

 「毎日、良くなるようにと思って練習しているので、その結果」

 1ボールから茨木の2球目。球場表示140キロの直球を完璧に振り抜いた。打球は高々と舞い上がり、左翼席に着弾。岡田監督から「(元ヤクルトの)バレンティンのように前でさばけば打球が飛ぶんやけどなあ」と推奨された“バレンティン打法”で、いきなり結果を残した。

 「今、短いバットを持って練習しているけど、あの周辺(前のポイント)に手が出るようにということで、うまく反応できた」

 体重を軸足側に残しつつバットを前に出すことを意識。従来よりも前のポイントで捉えた打球だったから左方向に伸びた。「(開幕戦に)自分が出る、出ないはコントロールできない。自分のやるべきことをしっかりやりたい」。2年目の変身で、虎視たんたんと外野の一角を狙う。

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