「山崎伊織頼む」虎党が巨人を熱烈応援！　最高勝率めぐるドラマにSNSも大興奮　最後まで劇的…

＜ヤ・神＞　5回1死一、二塁、村上から三振を奪い雄叫びをあげる大竹（撮影・大森　寛明）
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　セ・リーグは、4日の巨人―DeNA戦、ヤクルトー阪神戦で、全日程が終了した。これにより各部門のタイトルも確定した。その最終日、野球ファンが後世に残るような死闘で盛り上がった。

　リーグ2位をかけたDeNAは、今季16勝を挙げる東が先発。勝てばCS本拠地開催となる2位が確定する。だが、2回に1点を失い、追いかける展開に。そこでDeNAは9回に無死一、二塁という絶好機を迎えた。

　するとファンのSNS投稿が続々。「山崎伊織頼む。追いつかれた時点で最高勝率なくなる！」。「東の最高勝率消さないでくれ頼むから」と、阪神やDeNAファンからの書き込みが増えた。

　原因は、東と阪神・大竹が勝率第1位投手のタイトルで争っており、勝敗で天地が分かれる局面。先に終了したDeNAが敗れ、3位が決まり、東も勝率を.842まで下げた。

　同じナイターでヤクルト戦に登板していた大竹は勝てば、自身初のタイトルが確定。雨で中断する悪条件の中、5回3失点で降板。3－3の6回に佐藤輝が勝ち越し犠飛を放って、1点リード。大竹に勝利投手の権利が転がってきた。

　だが、このまま勝てば大竹タイトル、となる1点リードの9回。味方失策も絡み、岩崎が2失点して、まさかの逆転サヨナラ負けを喫した。

　SNSでは虎党が「残念」「悲しい」とガックリ。一方のベイ党は「東2冠おめでとう」と歓喜。野球ファンが悲喜こもごもとなる一日だった。