ツインズ19年ぶりPO勝利 救援待機の前田健太も喜ぶ「中継ぎはメジャートップのメンバー」

[ 2023年10月4日 09:43 ]

試合前のセレモニーでチームメートとタッチを交わすツインズ・前田=ミネアポリス(共同)
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 大リーグのプレーオフは3日(日本時間4日)、3回戦制のワイルドカードシリーズ第1戦が4試合行われ、前田健太投手(35)の所属するツインズが菊池雄星投手(32)の所属するブルージェイズを3―1で破り、先勝した。

 両者とも登板機会はなかった。ツインズにとっては04年以来、19年ぶりとなるプレーオフでの勝利で、連敗を18でストップ。1991年以来のワールドチャンピオンに向け、好スタートを切った。以下、前田の一問一答。

 ――ワイルドカードシリーズ初戦を勝利で飾った。
 「チーム自体、プレーオフで勝ててなかったので、勝てたのが良かったと思います。今年のチームはいける雰囲気があったので、1試合目に勝てたっていうのはチームとして大きいんじゃないかなと思います」

 ――チームとしてプレーオフは19年ぶりの勝利。
 「ほとんど関わっていないのであんまり重さは感じていないんですけど、2020年は勝てなかったですし、こうやって連敗を止められたチームの一員としてツインズにいられたことはうれしく思います」

 ――明日につながる。
 「良い雰囲気ですし、明日ソニー(グレイ)が投げるんで大丈夫だと思います」

 ――ワイルドカードシリーズで自身の役割は。
 「それは特に決まってはないですかね。いけるところで。今は勝ちパターンというか、中継ぎ自体が良いチームなので。メジャーリーグでもトップのメンバーだと思いますし、今日みたいな展開だとなかなか投げないと思いますし。プレーオフなんで、いついくか分からないし、何イニングいくかそのときの状況で変わるので。任されたイニングを全力で投げたいなと思います」

 ――プレーオフ経験が豊富。ケガから復帰1年目のシーズンでこれまでと違う心境か。
 「あんまり変わらないですね。特に今年ケガ明けのシーズンですけど、春先っていうのはそういう思いとかいろいろありましたけど、シーズン途中から復帰シーズンとか、ケガから明けたからという言い訳はきかなくなってくるので。前半戦はそいういう目で見てくれたかもしれないけど。途中からそういうの関係なく結果を残さないと、生き残れないと思うので。あまりそういう気持ちはないですね」

 ――きょうはブルペンで準備は。
 「全くしてないですね。基本的に名前呼ばれるまでは投げることもないですし。ちょっと動いたりはしますけど。名前呼ばれるまではたいして準備はしていないです」

 ――試合前に菊池と交流。
 「バッターとして投げることもないですし、投げ合うこともそんなにないと思うので。相手の先発は雄星とかベリオスとか柳(賢振)とか一緒にやっていたメンバーが多かったので。柳とか久しぶりに会いましたし。プレーオフで戦えることはうれしい。日本人同士ばらけるよりは集まった方が(メディアが)取材しやすいと思うので良いんじゃないですか?(笑い)。3つとか4つとか分かれるより良いんじゃないかなと。(テレビや球場で)見る人にとっても見やすいかなと思う」

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