西武・光成 今オフポスティング移籍へウルフ氏と代理人契約 球団容認微妙も夢へ粘り強く交渉

[ 2023年10月4日 02:00 ]

西武・高橋光成
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 早ければ今オフのポスティングシステムでのメジャー移籍を希望する西武の高橋光成投手(26)が米大手代理人事務所・ワッサーマン社のジョエル・ウルフ氏(53)と代理人契約を結んだことが3日、分かった。

 高橋は19年オフに初めて将来的なメジャー移籍の希望を球団側に伝え、昨オフの契約更改交渉では代理人を伴い、これまで以上に熱い思いを伝えた。この日、ZOZOマリンでの今季最終戦後に「憧れでもあるし、その舞台で戦いたい気持ちはある。野球選手は一年一年が大事なので球団とはこれから話していきたい」と胸中を明かした。海外FA権取得は最短でも26年シーズンで「早いほうがいい」と早期のメジャー移籍を希望しており、ダルビッシュ(パドレス)、鈴木(カブス)らを顧客にもつ敏腕代理人と契約を結んだ。

 最速157キロ右腕を今季はレッズ、フィリーズなど複数球団が視察。高いモチベーションで臨んだ今季は23試合で3年連続2桁となる10勝(8敗)で防御率も2.21だったがチームは5位。球団としても来季巻き返しに向けてエース右腕は必要不可欠な存在だ。渡辺久信GMも「しっかり結果を残し、ファンも含めたみんなが“行ってこい”というようになったら」と語っていることから今オフにメジャー挑戦を容認する可能性は低いが、粘り強く交渉する意向だ。

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