【WCシリーズ】ツインズ19年ぶりプレーオフ勝利!前田健太は登板機会なし 新人ルイスが2打席連発

[ 2023年10月4日 08:18 ]

ア・リーグ ワイルドカードシリーズ第1戦   ツインズ3ー1ブルージェイズ ( 2023年10月3日    ミネアポリス )

2打席連続本塁打を放ったツインズのロイス・ルイス(AP)
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 大リーグのプレーオフは3日(日本時間4日)、3回戦制のワイルドカードシリーズ第1戦が4試合行われ、前田健太投手(35)の所属するツインズが菊池雄星投手(32)の所属するブルージェイズを3-1で破り、先勝した。

 ツインズにとっては04年以来、19年ぶりとなるプレーオフでの勝利で、連敗を18でストップ。1991年以来のワールドチャンピオンに向け、好スタートを切った。リリーフ待機した前田の出番はなかった。

 投打がガッチリとかみ合った。ツインズは初回1死一塁、「3番・DH」で出場した新人ロイス・ルイスが左越えに2ランを叩き込み先制。ルイスはさらに3回無死から直球を捉え、右翼席にソロ本塁打を運んだ。ポストシーズンの最初の2打席で2本塁打を放ったのは08年のエバン・ロンゴリア(レイズ)以来、史上3人目の快挙だった。

 先発のP・ロペスはブルージェイズ打線を相手に打たせて取る投球を徹底し、5回2/3を5安打1失点と確実に試合をつくった。P・ロペスの好投を受け、質量ともに豊富なリリーフ陣が継投でリードを守り切った。9回のラストイニングは本拠ファンが総立ちで大盛り上がり。久々のポストシーズンでの勝利に喜びを爆発させた。

 リーグ4位のチーム防御率3・87、リーグで2番目に少ない66失策。さらに同最少タイの659失点とバッテリーを含めた守備力と堅実な試合運びで3年ぶり地区優勝を果たした。2004年、ヤンキースとのディビジョンシリーズ第1戦で勝利を収めて以来、プレーオフは18連敗中だったツインズ。チームカラーを押し出しての強い勝ち方で悪循環を断ち切った。

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