巨人・大城卓三「最高の結果」今季2発目満塁弾!巨人捕手の代打満塁弾は56年ぶり 原監督の采配ピタリ

[ 2023年9月21日 20:03 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年9月21日    甲子園 )

6回2死、大城卓は右越えに満塁本塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 巨人の大城卓三捕手(30)が今季最後の伝統の一戦となった敵地・甲子園での阪神戦で値千金の代打満塁アーチを放った。

 赤星、青柳の投げ合いで0―0のまま試合が進行し、迎えた6回だった。

 門脇、岡本和の安打でチャンスを築き、丸が先制適時打。秋広が四球を選んで2死満塁となった場面で、原辰徳監督(65)は「7番・捕手」で先発出場していた岸田に代打・大城卓を起用した。

 すると、大城卓は青柳が投じた初球、真ん中付近へ入ったカットボールを捉え、打球は右翼ポール際へと飛び込んだ。

 大城卓は5月20日の中日戦(東京D)で5回に相手先発左腕・小笠原からプロ6年目で初となる満塁アーチを放っており、これが今季2本目。代打での満塁弾は初となった。

 なお、巨人捕手が同一シーズンに2本の満塁弾を放つのは2019年の炭谷銀仁朗(現楽天)以来4年ぶり。巨人捕手の代打満塁弾は1967年の槌田誠以来56年ぶりとなった。

 ▼大城卓 打ったのはカットボールです。チャンスでの代打だったので積極的にいきました。最高の結果になって良かったです。

 【巨人選手が今季放った満塁アーチ】
(1)5月20日 中日戦(東京D) 大城卓が小笠原から
(2)6月8日 オリックス戦(京セラD) 丸が本田から
(3)7月5日 中日戦(バンテリンD) 岡本和が高橋宏から
(4)8月13日 DeNA戦(東京D) ブリンソンが石田から
(5)9月21日 阪神戦(甲子園) 大城卓が青柳から

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