阪神・伊藤将　3年目で初！規定回数到達「絶対、達成すると開幕から決めていた」

セ・リーグ   阪神4―3巨人 （ 2023年9月20日    甲子園 ）

＜神・巨＞8回、逆転の生還する佐藤輝、大山を笑顔で迎える伊藤将（左から2人目）（撮影・後藤　正志）
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　追い求めていた先発投手としての勲章を、ついに手にした。阪神先発・伊藤将が、3回1死で門脇を二ゴロに仕留めて今季143イニングに到達。3年目で初の規定投球回に到達した。

　「今年は絶対、達成すると開幕から決めていたので。達成できてよかったです」

　1年目は140回1/3、2年目の昨季も4月のコロナ感染が響いて136回2/3とわずかに届かず。3年目の今季も左肩の違和感で約1カ月出遅れたが、この試合を含めて21登板で18度のクオリティースタート（6回以上、自責3以下）を記録と、驚異のイニングイーターぶりで節目に到達した。「これからもずっと規定を達成できるようにやっていけたら」。7回に逆転を許し、6回1/3を8安打3失点で降板。自己最多の11勝こそお預けも、「キャリアハイ目指せるように、ここから調整していきたい」と目線を先へと向けた。
（阪井　日向）