元阪神コーチ柏原純一氏 死のロードの「楽チンロード」化でタイガースは夏場も乗り切った「ドームが多い」

[ 2023年9月21日 14:34 ]

1986年、阪神時代の柏原純一氏(右)が本塁打を放ってランディ・バースに祝福される
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 南海、日本ハム、阪神でプレーし、阪神ではコーチも務めた柏原純一氏(71)が、YouTube「プロ野球OBクラブチャンネル」に出演。阪神優勝の要因のひとつに「死のロード」の楽チン化を挙げた。

 阪神は高校野球の夏の甲子園大会開催期間に長期遠征を強いられる。夏場のビジター続きは毎年「死のロード」と恐れられ成績失速の原因とされてきた。

 柏原氏は「今は死のロードじゃない。遠征に出ても東京ドーム、ナゴヤドーム、(ホームとして)京セラドームも使える。ドームが多い。宿舎も今は相部屋じゃないし、よく眠れる」と、指摘した。

 柏原氏が現役の時代は「(夏場の)昼間の試合からナイター行っただけでバットが振れた。甲子園からドーム球場行ったら涼しいからほっとするんじゃないですか」と説明した。

 前後期制のパ・リーグで、柏原氏は42連戦を経験したという。

 柏原氏は「タイガースさんが死のロードって言っても楽チンロードですよ」と、笑った。

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