メッツ・千賀滉大は6回2失点で12勝目 8戦連続QS&シーズン200奪三振まであと6

[ 2023年9月21日 10:45 ]

ナ・リーグ   メッツ8-3マーリンズ ( 2023年9月20日    マイアミ )

マーリンズ戦に先発した千賀(AP)
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メッツの千賀滉大投手(30)が20日(日本時間21日)、敵地でのマーリンズ戦に先発し、6回7安打2失点で12勝目を挙げた。

 千賀は3点リードの4回に中犠飛で1点を返されたものの最少失点で切り抜けると、5回は無死一塁からチザムに右翼線へ安打を許したが、素早い中継プレーでチザムを二塁でアウト。これで1死三塁にすると、続くエドワーズの右飛でタッチアップを狙った三塁走者を右翼手・マクニールの好返球で本塁タッチアウト。守備に助けられ、無失点で切り抜けた。

 6回はベルに左越えソロを浴びるなど、7安打を浴びながら要所を締め2失点。この日の奪三振は3つにとどまったが、6回2死からはハンプソンを宝刀“お化けフォーク”で見逃し三振。ちょうど100球でマウンドを降りた。

 打線も2回にビエントスのソロで先制すると、3回はマウリシオの適時打などで2点を追加。6回にはビエントスがこの試合、2本目となるソロで加点した。

 前回14日(同15日)のダイヤモンドバックス戦は6回2安打無失点、10奪三振で11勝目を挙げ、今季の日本投手単独トップに立った千賀。これで8試合連続クオリティースタート(QS、6回以上、自責点3以下)を達成した。

 次戦、勝利すれば、日本の投手のメジャー移籍1年目では野茂英雄、田中将大に並ぶ13勝目となる。また、この日の3奪三振でシーズン194奪三振まで伸ばし、200奪三振まであと6とした。1年目で200奪三振達成となれば野茂英雄、松坂大輔、ダルビッシュ有に続き4人目となる。

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