ロッテ菊地あす11日プロ初登板「持ち味出しつつチームが勝てる投球を」楽天・荘司にライバル心も

[ 2023年8月10日 17:25 ]

ロッテ・菊地吏玖
Photo By スポニチ

 ロッテのドラフト1位右腕、菊地吏玖投手(23)があす11日の西武戦(ZOZOマリン)にプロ初先発する。緊張のマウンドを前日に控え「意外とリラックスできている」と話しつつ「あすいい投球をしないことには(ローテーション)定着もくそもないと思うので、持ち味を出しつつ、チームが勝てるような投球をしたい」と意気込んだ。

 開幕から4カ月が経過しての初マウンド。今年、計5人いる大卒ドラフト1位投手組(日本ハム矢沢は投打二刀流)では最後の登板となる。オリックス・曽谷龍平(22)は未勝利ながら先発2試合含め5試合に登板。中日の仲地礼亜投手(22)、楽天の荘司康誠投手(22)はすでに初白星を挙げている。

 「ニュースを見ていても入ってくるし…。自分は何をやっているんだ、早くしないという気持ちにもなりました」。それでも焦りを抑え、ようやくこの日にこぎつけた。

 特に荘司にはライバル心を燃やす。「素直におめでとうという気持ちもありましたけど…。悔しい気持ちもありつつ。自分はもっと早く勝てる投球をして、もっともっと勝つよ、という気持ちは持っていました」。遅れてきたドラ1右腕が、チャンスをものにする。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年8月10日のニュース