阪神・青柳　3・31開幕投手決定へ結果出すのみ!!調整は「順調」　オープン戦初登板へ闘志満々

キャッチボールで調整する青柳　（撮影・後藤　大輝）　
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　阪神・青柳は、4日のオリックス戦でのオープン戦初登板を前に「開幕投手が決まったわけではない。結果を出していかないと…」と闘志をみなぎらせた。2月23日の中日との練習試合（北谷）以来、今春2度目の実戦。8年目で初の大役が確実視される一方、岡田監督からはまだ通達がない。今回予定する3イニングで文句なしの内容と結果を示し、正式にGOサインを引き出す考えだ。

　「順調だと思う。今回はある程度、結果を求めながら、自分のできること、できないことをはっきりさせたい」

　前回は初回初球を被弾するなど2回1失点。初実戦で試す要素も多かった。3月に入って開幕前の実戦登板は残り4度の見込み。「結果を出しながら試す」と段階を引き上げ、「全部の変化球を試したい。試合をしっかりつくりたい」と自らに課した。

　今年の甲子園初戦で新背番号17も初披露する機会。さらに4年ぶりの声出し応援解禁などモチベーションが低いわけがない。「ファンの前で試合ができるのも久しぶりなので、甲子園一発目、しっかり楽しんで投げられたら」。3・31へ向けて逆算調整も始める時期。「有力」や「確実」ではなく「決定」への前進を期した。（八木　勇磨）