高校野球の対外試合解禁　専大松戸の151キロ右腕・平野2回無失点4奪三振　最速146キロもマーク

練習試合   専大松戸15―1関東学園大付 （ 2023年3月4日    専大松戸G ）

＜専大松戸・関東学園大付＞3番手として2回無失点と好投した専大松戸・平野（撮影・村井　樹）
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　高校野球の対外試合が4日、解禁となり、第95回選抜高校野球大会（18日から14日間、甲子園）に出場する専大松戸（千葉）が松戸市内のグラウンドで関東学園大付（群馬）と対戦。今大会最速の151キロ右腕・平野大地投手（2年）は8回から3番手として登板し、2回2安打4奪三振の無失点と好投した。

　ロッテ、オリックス、ソフトバンクのスカウトが見つめる中での投球となり、「さすがに気にしてしまった」と平野。力んで思うような球は少なかったと言うが、最速はスカウト3人のスピードガンで146キロを計測。変化球中心の配球でスライダーで空振りを取る場面も多く、「変化球は冬に取り組んできたのでいい感覚で投げられて良かった」と冬からの手応えを語った。

　9回は直球を狙い打たれ、連打から無死満塁のピンチも招いたが、2三振を奪うなどきっちり無失点。いよいよ近付いてきた甲子園デビューへ向け、「自分の持ち味はストレートだと思うのでそれで打ち取れるよう、しっかり状態を上げていきたい」と見据えた。（村井　樹）