先発ローテ入り狙う日本ハム・鈴木が4日オープン戦先発　札幌Dを新球場に見立てて投げる

キャッチボールで調整する日本ハム・鈴木（撮影・高橋　茂夫）
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　「仮想エスコン」で調整を進める。日本ハムの下手投げ右腕・鈴木が、4日の楽天とのオープン戦（札幌ドーム）で先発する。4イニングの予定で、開幕ローテーション争いも懸かるが「そこは気にせず。自分の力を出せたら」と静かに闘志を燃やす。

　3日の新球場「エスコンフィールド北海道」での練習では投内連係で、球の勢いが弱くなりやすい内野の天然芝の状況を確認。人工芝の昨季までの本拠・札幌ドームを新球場に見立ててゴロを打たせる投球を意識するつもりで「間を抜けるヒットはOKぐらいで。新球場だったら抜けずにアウトになると思うので、エスコンに向けて練習できたら」と見据えた。

　4、5日の楽天2連戦が今季は最後の札幌ドームでの試合。鈴木にとっては22年9月27日のロッテ戦の先発での初勝利に加え、初ホールド、初黒星を記録している思い出の球場で「初勝利以外は札幌ドームだった。しっかり投げられればなと思います」と気を引き締めた。（田中　健人）