【侍ジャパン】高橋宏斗が“味方打線”から4者連続三振　2回0封で「ちゃんとやらないとヤバい」

侍ジャパン壮行試合   日本代表―中日 （ 2023年3月4日    バンテリンD ）

壮行試合＜侍・中＞3番手でマウンドに上がり、力投する高橋宏（撮影・椎名　航）
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　侍ジャパンの高橋宏斗投手（20）は、3万5897人の「本拠地」ファンの前で3番手で登板。4打者連続三振を奪うなど2回を無安打無失点と完ぺきな内容だった。

　「（中日は）昨日の試合でかなり打っていたので一段と気合いが入った」

　先頭・カリステの2球目には本拠地での自己最速となる157キロ。四球で出したが、大島は155キロで右飛、細川の打席で甲斐が代走・三好の二盗を阻止すると、細川はスプリットで空振り三振に仕留めた。

　7回は3者連続三振。「2つ（三振が）取れたので3つめは狙った」と高橋周からもスプリットで空振り三振を奪った。

　本拠とするバンテリンドームで「色んな方向から拍手をいただいた。名古屋っていいな」と気合が入ったと同時に「ちゃんとやらないとヤバいな」と引き締まった。チーム最年少右腕が味方打線斬りで本番への弾みを付けた。