ソフトB・イヒネ 3拍子そろった選手の系譜、明石背番「36」で狙うトリプル3「僕も愛される選手に」

[ 2022年12月6日 05:00 ]

<ソフトバンク新入団会見>「ノースサファリ」を訪れ鷹と触れ合うイヒネ(撮影・岡田 丈靖)
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 夢は大きい。ナイジェリア人の両親を持つソフトバンクのドラフト1位、イヒネ・イツア内野手(18=誉)は新入団発表会見で「目標はトリプルスリー」と力強く宣言した。

 背番号は今季まで牧原大がつけていた「36」に決まった。以前は今季限りで引退した明石2軍打撃コーチもつけていたこともある。走攻守そろった選手の系譜だ。1メートル84、82キロの大型遊撃手は「愛されるような選手がつけていた番号なので、僕も愛されるように頑張りたいです」と話した。

 高い運動能力を生かした守備と打撃が持ち味だ。目標の選手には柳田を挙げる。「あの力強いフルスイングは誰もが憧れると思う。僕もそのうちの一人。目標としてやっていきます」と目を輝かせた。

 対戦してみたい投手は沢村賞を2年連続で受賞したオリックスの山本。「いつか対戦してもらえるように頑張ります」。会見後には鷹を腕に乗せる鷹匠、ヘビの首巻き、ホワイトライオンのエサやりにチャレンジ。「ライオンは鉄格子があったので大丈夫だったんですけど、ヘビはめちゃくちゃ怖かったです。(は虫類系は)苦手です」と初々しい。

 「チャンスがあればつかんでいく気持ちでやっていきます」とイヒネ。1軍で躍動すべく汗を流す。(杉浦 友樹)

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2022年12月6日のニュース