ソフトBの新人は多士済々 大津、大野ら5選手を一挙紹介

[ 2022年12月6日 05:00 ]

<ソフトバンク新入団会見>ペイペイドーム前でポーズする(左から)大野、大津、吉田、イヒネ、生海、松本晴(撮影・岡田 丈靖)
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《ドラ2・大津は「制球力がアピールポイント」》

 ドラフト2位右腕の大津(日本製鉄鹿島)はレイが今季までつけた背番号「26」を初披露。壇上では「新人王」と書いたサイン色紙を掲げた。「制球力がアピールポイントです。球界一と思っている(ヤクルト)村上さんと戦ってみたい」と意気込んだ。最速152キロでワンシームなど5種の変化球を操る。即戦力として来春キャンプでのA組(1軍)が内定。日本製鉄鹿島の先輩でDeNAの右腕、大貫を尊敬し「常に見て勉強してきた。少しでも近づいていきたい」と話した。

《ドラ4・大野は緩急自在の和田が目標》
 ドラフト4位、大野(大島)は最速146キロの直球とカーブなどの変化球の緩急が武器の左腕。スリム体形だけに「1軍で活躍できるような体をつくっていくことに専念してきたいと思います」と話した。ファンから「仲良くなりたい選手は?」の質問に、41歳の和田の名を挙げた。「和田投手と同じぐらい息の長い投手になりたいと思います」と目を輝かせた。

《ドラ5・松本晴は最高勝率が目標》
 ドラフト5位の松本晴(亜大)は最高勝率を将来の目標に掲げた。大学3年春の左肘手術を乗り越えてプロ入りの夢をかなえた左腕は「一つでもチームの勝利に貢献できたら」と抱負を語った。理想は大ベテラン和田と、OBでプロ通算142勝した杉内(現巨人3軍投手チーフコーチ)で「制球力とボールの切れで勝負したい」と意気込んだ。

《ドラ6・吉田、目指すは城島なみの強打捕手》
 ドラフト6位の吉田(桐蔭横浜大)は強打が魅力の捕手。アピールポイントを聞かれ「打率を残しながら長打を打てるコンタクト能力の高い打撃です」と胸を張った。プロでの目標は3割、30本を打てる捕手になることで、OBの城島健司球団会長付特別アドバイザーに憧れる。「ホークスファンに感謝、感激、感動を与えられる選手になりたい」と話した。

《京大医学部出身の育成7位・水口はサファテ目標》
 超高学歴右腕は将来のセーブ王を目指す。京大医学部から初のプロ指名を受けた育成7位の水口(みなくち)は「リリーフタイプだと思っている。短いイニングをしっかり抑えられる投手を目指していきたい」と話した。1メートル94の長身から投げる最速152キロの直球が最大の武器。理想の投手として通算234セーブを挙げた元守護神のサファテを挙げ「出てきたら絶対打てないような投手になりたい」と目を輝かせた。一浪したが1日10時間の猛勉強で京大進学を果たした努力家は「不安はない。下から上がっていくだけ。やれるだけやってみよう」と力を込めた。

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