米移籍目指すソフトバンク千賀 メジャー監督の声は… ウインターミーティング

[ 2022年12月6日 11:03 ]

ウィンターミーティングでメディア対応するマリナーズのサービス監督(撮影・杉浦大介通信員)
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 大リーグ各球団のGMや代理人らが一堂に会するオフシーズン最大のイベントであるウインターミーティングで5日(日本時間6日)、一部のチームの監督が会見を行った。

 海外FA権を行使して米移籍を目指すソフトバンク・千賀滉大投手(29)について問われ、マリナーズのスコット・サービス監督は「スカウティング、フロントオフィスの人間たちが彼のことを少し話していた。疑いもなく、とても才能のある投手だ」とその能力を絶賛。また、ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督も「多くの上質な球種を持っていて、長い間活躍している。勝ちにいっている強豪チームが彼に興味を持っている。私たちも過去数年、調査をし、多くの注意を払ってきたチームの1つだ」と述べ、千賀への興味を認めた。この2チームの中で特にマリナーズは先発投手の頭数は足りているチーム。それでも調査を進めていることが千賀への評価の高さを物語る。

 この日、千賀争奪戦の有力候補と目されたメッツがジャスティン・バーランダー(39=アストロズからFA)との2年総額8600万ドルの新契約を発表。ただ、ニューヨークのあるメディア関係者は「(千賀の)優先順位は少し落ちたかもしれないが、メッツはまだ千賀サイドと話をしている。先発投手があと1枚は必要だ」と話す。バーランダーに続いて千賀も獲得する可能性は残っていそうだ。

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