西武ドラ1蛭間が入団合意「ライオンズの顔になれるように」“プロ入り実感”で購入したダウンのお値段は…

[ 2022年11月30日 17:26 ]

<西武ドラ1・蛭間 入団交渉後会見>入団交渉を終えて、クリスマスツリーの前でポーズを決める蛭間(撮影・尾崎 有希)
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 西武がドラフト1位指名した早大・蛭間拓哉外野手(22)が都内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円、出来高5000万円、年俸1600万円で合意した。東京六大学リーグで13本塁打を放ち、大学日本代表で4番も務めたスラッガーは「ライオンズの顔、日本を代表するような選手になれるように頑張る。監督のように“ミスターライオンズ”と言われるような選手になりたい」と初々しく語った。

 50メートル6秒1の俊足と高い走塁技術で松井新監督が掲げる「駆け巡る野球」にマッチする。現広島の秋山が米球界に移籍した20年以降は外野3ポジションともレギュラー不在で、最重要の補強ポイントだった。「特にバッティングを見てもらいたい。ただまだまだ力がないので、バッティングを見てくださいと(自信を持って)言えるようになりたい。逆方向に長打を打てるように」と目を輝かせた。

 潮崎哲也球団本部編成グループディレクターは「三拍子揃った中で特にバッティングに期待している。広角に、大きいのも打てる」と期待した。

 私生活ではプロから指名を受けたことを実感することがあった。それは奮発して15万円のダウンコートを思い切って購入したこと。「お小遣いは貯める方だったので使いました」と笑顔で語り、会場の笑いを誘っていた。

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2022年11月30日のニュース