落合博満氏 プロ野球界の常識にとらわれない“6勤1休”キャンプ「全て理にかなったやり方」

[ 2022年11月30日 17:05 ]

落合博満氏
Photo By スポニチ

 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が30日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。2004年の中日監督就任1年目の“オレ流春季キャンプ”について語った。

 キャンプ初日に紅白戦をやるという“新しい試み”以外に注目を浴びたのが「6勤1休」スタイル。当時も今もプロ野球界のキャンプの“常識”は「4勤1休」だが、落合監督が就任した中日は過酷ともいえる「6勤1休」に変更した。その真意を尋ねると「だって普通に考えりゃなんで3勤、4勤に固執するのっていうことですよ。シーズン中、(基本的に)火水木金土日って6連戦やるんだよ。だったらキャンプからそれに合わして調整させればいいじゃないかっていうだけのことですよ」とズバリ。ぐうの音も出ない説明に加え「だって野球がうまくなるためにキャンプを張るんだよ。勝つためにやるんだよ。遊ばすためじゃないよキャンプって。だったらなんで3日やったら1日休みや、4日やったら1日休みって…じゃあシーズン中、3日やって1日休みのローテーション組んでいるかっていったら組んでないでしょ?だから全て理にかなったやり方」と力説した。

 常識にとらわれない改革と、12球団一と公言していた練習量で「落合竜」が就任1年目からリーグ優勝を果たすのは必然だった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月30日のニュース