ソフトバンク4軍開設発表 三笠GM「MLBに勝てる世界一の球団に」

[ 2022年11月30日 11:20 ]

4軍導入発表会見に出席した三笠GM(左)と小川史4軍監督
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 ソフトバンクの三笠杉彦GM(48)と小川史4軍監督(62)らが30日、筑後ファーム施設で来季から新設される4軍制導入発表会見を行った。

 NPB初の試みで三笠GMが狙いと開設の経緯、さらに新たな取り組みについて明かした。

 (1)来年は寮の増築、トラッキングシステムなどの最先端トレーニング環境の構築。

 (2)「世界一」のプロ野球チームを目指し、MLBチームに勝てるような球団を作る。

 (3)1~4軍選手の状態、課題の把握やフロントと現場のつなぎ役として、投手、野手のコーディネーターの採用。

 2010年、ソフトバンクは他球団に先駆け、3軍制を導入。1期生は10年育成ドラフトで獲得した千賀、甲斐、牧原大らで今や主力として欠かせない存在にまで成長した。 2016年からは福岡・筑後市にファーム施設を設立。その後も侍ジャパンに選出されている石川、周東、今季7勝をマークした大関らが育成から支配下契約を勝ち取り、「育成のホークス」と称されている。

 昨秋ドラフトでは史上最多の育成14選手を指名すると、今秋のドラフトでも同数の育成選手を指名。来季は総選手数122人を予定し、3、4軍の試合を229試合に伸ばす方針となっている。

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2022年11月30日のニュース