巨人 1メートル93の大型左腕獲得調査 元レンジャーズの27歳は最速153キロ

[ 2022年11月30日 05:14 ]

レンジャーズ時代のヨアンダー・メンデス(ゲッティ=共同) 
Photo By ゲッティ=共同

 巨人が来季の新外国人候補として、元レンジャーズのヨハンダー・メンデス投手(27)の獲得調査に乗り出すことが29日、分かった。今季はメキシカンリーグのモンテレイに所属し、15試合で7勝0敗、防御率2.78だった左腕。球団は前ブルージェイズの左腕グリフィン、前パイレーツの右腕ビーディーに続き、補強ポイントになっている先発候補の調査を進める。

 ベネズエラ出身のメンデスは、1メートル93の長身から繰り出す直球の最速は153キロで、変化球はチェンジアップ、スライダー、シンカーが持ち球。レンジャーズでは16年から4シーズン、メジャーでプレーして通算20試合で3勝3敗、防御率6.23の成績を残した。19年を最後にメジャーでの登板はないが、球威、変化球、制球力ともに安定する大型左腕に白羽の矢を立てる。

 チームは今季、17年以来5年ぶりのBクラスとなる4位に終わった。先発として獲得したシューメーカーは4勝、アンドリースは勝利なしに終わった。5勝のメルセデスら外国人投手は全員が退団となる見込み。3年ぶりのリーグ優勝を狙う来季に向け、球団は新たな助っ人獲得に本腰を入れていく。

 ◆ヨハンダー・メンデス 1995年1月17日生まれ、ベネズエラ出身の27歳。11年にレンジャーズと契約し、16年9月5日のマリナーズ戦でメジャーデビュー。20年7月に40人枠を外れ、その後は母国のウインターリーグやメキシカンリーグでプレーした。メジャー通算4年間で20試合に登板し3勝3敗、防御率6.23。1メートル93、104キロ。左投げ左打ち。

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2022年11月30日のニュース