楽天島内が11年目で月間MVPを初受賞「夏は投手がバテていた影響」

[ 2022年9月7日 18:41 ]

月間MVPを受賞し笑顔でポーズをとる島内(球団提供)
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 「大樹生命月間MVP」8月度の受賞者が7日、発表された。パ・リーグの打者部門では、楽天の島内宏明外野手(32)が初めて選出された。

 8月は4番で全26試合に出場し、打率・381、37安打、6本塁打、21打点の好成績を残した。11年目での初受賞に「非常にうれしい。正直、(昨季獲得した)打点王よりうれしい」と大喜び。「夏はピッチャーがバテているので、その影響かな」と“島内節”も飛び出した。

 球宴後から変えたバットが好調を支えているそうで「自分の中でしっくりきてなかったので、オールスター明け2戦目からバットを変えたのが大きいかもしれない」と明かす。高いモチベーションもプラスに働いた。「7月も調子が良くて(月間MVP)賞が獲れるかなと思っていたけど、獲れなくて凄く悔しかった。“8月は絶対とったる”という気持ちだった」と振り返る。

 現在チームは4位で、優勝争いやCS進出を向けて正念場を迎えている。「野球は一人ではできない。みんなが優勝するという目標を持ってやらないといけない。まずは自分がしっかりスタメンで頑張るということを目標にやっていきたい」。月間MVPという大きな勲章を手にした「犬鷲打線」の4番は、残り試合も全力でバットを振る。

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2022年9月7日のニュース