巨人ウォーカー「ビックリした」 ポランコと新助っ人コンビでW20発達成は球団初

[ 2022年9月7日 23:12 ]

セ・リーグ   巨人18―3DeNA ( 2022年9月7日    東京D )

<巨・D>勝利し引き揚げるポランコ(左)とウォーカー(撮影・島崎忠彦)
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 巨人のアダム・ウォーカー外野手(30=米国)がDeNA戦(東京D)で攻守に大活躍。23安打18点での爆勝に大きく貢献した。

 「2番・左翼」で先発出場。まずは2―0で迎えた4回だ。小林の適時打などで2点を加えて4―0とし、なおも1死満塁。相手先発左腕・浜口が投げた初球の内角低めスライダーを捉えると、打球は左翼スタンド上にある看板の上を直撃する超特大弾となった。これが記念すべき球団通算250本目の満塁弾。こうなると、もうウォーカーのバットは止まらない。打ちも打ったり、4安打5打点。守備でも7回に宮崎の左邪飛をフェンスに激突しながらジャンピングキャッチすると、8回には倉本の左飛をダイビングキャッチして併殺を完成させるなど美技も連発して“師匠”である亀井善行外野守備走塁コーチ(40)の目尻を下げさせ続けた。

 試合後、ウォーカーとの一問一答は以下の通り。

 ――満塁弾の場面は初球を打った。

 「満塁の場面で、ピッチャーにとっても逃げるところがないと思って入ってくるボールに対して思い切ってバットを振ることができて、遠くまで飛ばすことができて本当にうれしいです」

 ――苦しんだ期間もあった中で後半戦初アーチ。

 「ちょっとタフな時期、苦しんだ時期もあったんですけど、自分ができることは一生懸命自分のベストを尽くすことだけなので。それが今日いい結果になって本当にうれしいです」

 ――苦しんだ期間に受けたアドバイスなどは。

 「いろんな方々からアドバイスを受けながら、そういうアドバイスをもとにして。自分が良かったときの映像とかを確認して比較しながら。それを自分なりに研究してやってるところです。最後までそういうことを続ければいい形でシーズンが終わるんじゃないかなと思ってます」

 ――1年目の助っ人で20号達成のコンビは球団初

 「ビックリしたんですけど、僕にとってもポランコ選手にとっても本当に自信になることだし、光栄だと思います。残りシーズンももっと活躍して2人ともチームに貢献できればと思います」

 ――ウォーカーにとってポランコの存在はどのようなものか。

 「ポランコ選手もとっても素晴らしい野球選手というのは間違いないと思います。ベンチでもロッカーでも隣になってていつも意見交換しながらお互いにいい効果になってるんじゃないかなと思っていて、これからも2人で頑張って残りのシーズン最善を尽くしたいと思います」

 ――守備でも積極性が光ったが自信ついてきた?

 「毎日のように守備練習頑張ってますし、試合でも自分のベストなプレーをして少しでも投手の役に立つことができればと思っておりますので、自分も頑張っているところです」

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