巨人・山崎伊織「ありがとうございます、誠司さん」“年上女房”小林5カ月ぶり適時打&好リードに感謝

[ 2022年9月7日 22:21 ]

セ・リーグ   巨人18―3DeNA ( 2022年9月7日    東京D )

<巨・D> 勝利しガッツポーズの(左から)ウォーカー、山崎伊、吉川尚、ポランコ (撮影・光山 貴大) 
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 巨人の2年目右腕、山崎伊織投手(23)がDeNA戦(東京D)に先発登板。7回4安打1失点と好投し、8月11日の中日戦(バンテリンD)以来3試合ぶりとなるプロ5勝目(4敗)をマークした。

 8月4日の阪神戦(東京D)でプロ最長の8回を投げ、3安打無失点好投で78日ぶり3勝目。同11日の中日戦でも6回4安打1失点と好投してプロ初の連勝となる4勝目を手にした。だが、同19日の阪神戦(東京D)では3安打1失点と好投していた7回途中に右手中指の爪が割れるアクシデントに見舞われて緊急降板して4敗目。前回登板した8月26日の広島戦(マツダ)では初回に3点先制してもらいながら3回に追いつかれて5回9安打3失点(自責2)で降板し、勝敗は付いていなかった。

 一度登録抹消となってから、この日の試合前に再登録。初回、2死から佐野に二塁打を許したが、そこから10人連続でアウトに取るなど順調にイニングを重ねた。失点は5回、宮崎に打たれた左越え10号ソロのみ。味方打線は今季最多23安打で18得点を奪う大量援護だった。

 試合後、お立ち台に上がった山崎伊は「最初のほうにたくさん点を取っていただいたので気持ち的に楽に投げれたのと(捕手の小林)誠司さんと試合前から入念にしっかり打ち合わせを一緒にして凄い引っ張ってくれたなと思います。ありがとうございます、誠司さん」と約5カ月ぶりの適時打と好リードでアシストした33歳の“年上女房”に感謝した。

 「試合前から“テンポ良くきょうは投げていこうぜ”って言っていただいたんで。やっぱりテンポ良かったら強い打球が正面に飛んだりすることもあるだろうしっていうことも話をしていたんで、球数少なく、テンポ良く投げれたのは凄い良かったと思います」と山崎伊。味方打線の爆発については「本当に凄い…。ずっと攻撃やったんで」と笑顔を見せ「いっぱい取っていただけるのは凄いうれしいです」と話していた。

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2022年9月7日のニュース