巨人ウォーカー打った!球団通算250本目グランドスラムは看板越え特大弾 西武に続いて2球団目快挙

[ 2022年9月7日 19:36 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2022年9月7日    東京D )

<巨・D>4回、満塁弾を放ち(左から)山崎伊、小林に迎えられるウォーカー (撮影・光山 貴大) 
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 巨人のアダム・ウォーカー外野手(30=米国)がDeNA戦(東京D)で20号満塁アーチ。来日1年目でシーズン20本塁打を達成した。巨人では岡本和(25本)、丸(24本)に続いて今季3人目の20本塁打で、外国人では2019年ゲレーロ(21本)以来3年ぶりとなった。また、これが球団にとって通算250本目の満塁アーチで、西武以来2球団目の快挙となった。

 「2番・左翼」で先発出場。2―0で迎えた4回だった。小林の適時打などで2点を加えて4―0とし、なおも1死満塁。相手先発左腕・浜口が投げた初球の内角低めスライダーを捉えると、打球は左翼スタンド上にある看板の上を直撃する超特大弾となった。小林、山崎伊に続いて坂本もホームイン。打った瞬間は打球の行方を見ながら“確信歩き”のウォーカーだったが、来日初の満塁弾となる超特大弾を見届けてベンチに戻ると、得意のハートポーズで喜びを爆発させた。

 ウォーカーの本塁打は7月19日のヤクルト戦(神宮)で8回に相手4番手右腕・梅野から中田との2者連続アーチを放って以来50日ぶり。来日1年目で球宴にも出場したが、後半戦は打撃不振に陥り、8月19日には来日初の出場選手登録抹消も経験した。同30日には1軍復帰したが、8打席ノーヒット。登録抹消前から10打席連続ノーヒットとなっていたが、前日6日のDeNA戦(東京D)では11打席ぶり安打を初回に放つと、5回で猛打賞となる3安打をマークしていた。

 なお、球団最多の満塁本塁打は王貞治の15本。2位が阿部慎之助の10本、3位が高橋由伸の9本となっている。

 ▼ウォーカー 自分のスイングをできるところだけを待っていました。最高の感触でした。

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