今季初の首位奪取どころか…オリックス、まさかの独り負け　上沢の先発試合は13連敗

パ・リーグ   オリックス2－6日本ハム （ 2022年9月6日    札幌D ）

＜日・オ＞ベンチで試合を見る中嶋監督（撮影・高橋茂夫）
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　こんな結果は予想していなかった。オリックスは今季初の首位奪取どころか、独り負けで、まさかの今季5度目の自力V消滅…。序盤から一方的に、最下位の日本ハムに圧倒された。

　中嶋監督の声も当然はずまない。「なんとか先制点を取ってという形にしたかったが、後手後手になっちゃうので難しかった」

　天敵の上沢をまた打てなかった。0―2の3回に中川圭が左中間へ適時二塁打。1―6の6回にも吉田正の右翼線二塁打と頓宮の左越え打でもう1点を返したが、致命傷は与えられない。

　「連打連打でいく（攻略する）投手じゃないですけど、いやらしさはもう少し出さないといけないかなと思います」。

　結局7回まで2得点だけで白星を献上。18年4月24日の対戦から上沢の先発試合でチームは13連敗、上沢には11連勝を献上している。

　肩を並べてから一気に追い抜くことには失敗したが、最大11.5ゲーム差を追いつき、大混戦を演出した主役は間違いなくオリックスだ。このまま終わるつもりは、ない。（畑野　理之）

　▼オリックス・山岡（4回2/3を5失点で7敗目）チームがいい流れで来ていただけに、先発としての役割が果たせず悔しいです。