ソフトB・東浜 3年ぶりの地元凱旋登板で7回無失点の快投「大きな拍手で背中を押してもらいました」

[ 2022年5月17日 22:37 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5ー1西武 ( 2022年5月17日    那覇 )

ヒーローの東浜はシーサー人形を手に笑顔(撮影・岡田丈靖)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクは0―1の土壇場9回に柳田とグラシアルの連続適時打で逆転勝利。連敗を3でストップした。投げては東浜が地元凱旋登板で7回無失点の快投も勝ち負けはつかなかった。

 2019年以来5月21日の西武戦以来3年ぶりの地元凱旋登板で7回無失点の快投を見せた東浜はお立ち台で「前回沖縄で投げた時はいい勝負を見せれなかったので、今日はいい試合を見せたいという思いでマウンドに上がってました」と話し始め、「ビジターなんですけど、マウンド上がる時や名前をコールされた時に大きな拍手で応援してくださって、後押しというか背中を押してもらいました。改めて沖縄は良い所だなと感じました」と地元の応援に感謝した。

 11日の西武戦で97球「マダックス」で史上84人目(95度目)となるノーヒットノーランを達成し、中5日での先発登板となった。「初回はちょっと緊張してなかなか投げづらかったんですけど、ヒットを打たれてそこで割り切ることができたので吹っ切れて投げることができました」と自身の投球を振り返った。

 同じ沖縄尚学出身で後輩の与座との投げ合いが「与座は本当にナイスピッチングで個人的には完敗でした。試合では勝ちましたけどナイスピッチングだったと思います」と称えた。沖縄出身の山川との勝負についても「本当に良いバッターなので1球1球しっかり力を込めて投げましたし、その中で真剣勝負を見せられてよかったと思います」と回顧した。

 この試合でも4人の沖縄出身の選手が出場していた。その1人として「本当に頼もしい限りですし、その先頭を走っていけるように僕も刺激をもらいながら毎日頑張れる原動力にもなっています。それ以上に沖縄県民の皆さんに良いプレーが届けられるようにまだまだこれから頑張っていきたいと思います」と意気込み、最後に「まだシーズンは序盤でここから厳しい試合も続いていきますけどみなさんに良い報告できるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」とメッセージを送った。

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月17日のニュース