阪神・糸原、正真正銘の今季1号　5月は月間打率・364「取り返せるように」

セ・リーグ   阪神1-2ヤクルト （ 2022年5月17日    神宮 ）

＜ヤ・神＞5回1死、先制ソロの糸原（左）にメダルをかける矢野監督（撮影・大森　寛明）
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　阪神・糸原がチーム唯一となる得点をたたき出した。両軍無得点の5回1死でサイスニードから右翼へ先制の今季1号ソロ。15日のDeNA戦では9回に右翼へ打球を放ち、右翼手が後逸する間にダイヤモンドを全力疾走して生還するも記録は右前打と失策となっていただけに、正真正銘の一発だった。

　「なかなか得点が入らない中で、何が何でも出塁する気持ちで打席に立ちました」

　4月終了時点で打率・176と開幕から不振に苦しむも、この日も複数安打を記録するなど5月は月間打率・364と復調傾向にある。名誉キャプテンは「これまでなかなか状態が上がらなくてチームに迷惑をかけていたので。それを取り返せるように1試合1試合、チームに貢献できるように頑張ります」と更なる挽回を誓った。