阪神・大山、全開へ休日返上! 井上ヘッドも復調に期待「試合で実践する勇気があるかどうか」

[ 2022年5月17日 05:30 ]

阪神・大山
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 口には出さなくても、思いは行動に表れていた。阪神・大山が16日、投手の指名練習だった神宮室内に姿を見せ、植田、熊谷らとともに休日返上で自主練習。力投が続く投手陣への借りを返すべく、バットを振った。

 ここまで打率.223、5本塁打17打点と不本意な数字が並ぶ。それでも、15日DeNA戦で12試合ぶりのマルチ安打となる2安打を放ち、復調気配を見せた。井上ヘッドコーチは「練習では悪くない。それを試合で実践する勇気があるかどうか」と奮起を促しながら「複数安打は簡単には打てないし、その意味でも2本は大きい」と期待をかけた。

 5月に入ってチームは“投高打低”が続いていたが14、15日と今季初めて2戦連続の2桁安打で連勝。同ヘッドは「雨で2つ流れて、週末に2つ勝った。交流戦までに少しでも縮めたいという意味でも大きな2試合だった」と手応えを口にした。近本、中野の1、2番コンビ、佐藤輝らは好調だけに、大山が全開となれば、一気に大波に乗れるはずだ。

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2022年5月17日のニュース