カージナルス・プホルス ビックリ初登板 今季限りで引退、通算681発の大打者「夢がかなった」

[ 2022年5月17日 02:31 ]

ナ・リーグ   カージナルス15―6ジャイアンツ ( 2022年5月15日    セントルイス )

ジャイアンツ戦の9回に投手としてマウンドに立ったカージナルスのプホルス(AP)
Photo By AP

 通算681本塁打を誇り、今季限りで引退するカージナルスの42歳プホルスが、メジャー22年目で初めてマウンドに上がった。15―2と大差をつけた9回にDHを解除して志願登板。1イニングを2本塁打を含む3安打4失点、最速は69・6マイル(約112キロ)で試合を締めて「夢がかなった」と声を弾ませた。

 通算2988試合目での初登板は史上最多試合数。42歳119日での初登板は、1929年に42歳225日で投げた内野手のレナ・ブラックバーン(当時ホワイトソックス)に次ぎ2番目の高齢記録となった。本職の打席では2安打1打点2四球と勝利に貢献。先発ウェインライトと捕手モリーナはこれで通算203勝となり、同一バッテリー勝利のメジャー新記録を樹立した一戦で、約4万人の大歓声を独り占めした。

続きを表示

2022年5月17日のニュース