オリックス“朗希撃ち”三度目の正直へ　復帰予定の杉本&福田がカギ握る

オリックス・杉本
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　オリックスが、“三度目の正直”となる「令和の怪物」撃ちを狙う。13日のロッテ戦（京セラドーム）は、佐々木朗が予告先発。同戦から新型コロナウイルス陽性で離脱していた杉本と福田が1軍復帰する見込みで、右腕攻略へ2人がキーマンとなりそうだ。

　今季2戦2勝を献上する難敵に今度こそ土を付ける。今季初対戦だった4月10日は球団史上初の完全試合を食らった因縁の相手。同24日の前回は白星こそ献上したが、6安打2点を奪うなど兆しはある。特に福田は前回対戦で初回の初球159キロ直球を一振りで仕留め、佐々木朗の完全投球を17イニングで止めており、杉本も右前打を記録するなど、期待が懸かる。

　直近4試合で1番打者を担った野口は、「すごい投手というのは分かっているので。何とか気持ちで負けないように。（相手が誰でも）ストライクを積極的に振っていくのは変わらない」と意気込む。コロナ禍で離脱した吉田正が帰ってくるまで、一丸姿勢で乗り切る。（湯澤　涼）