ヤクルト　19イニングぶり得点!山崎が先輩・青木モデルバットで初回決勝二塁打

セ・リーグ   ヤクルト3―1中日 （ 2022年5月12日    神宮 ）

＜ヤ・中＞つば九郎と笑顔でガッツポーズの（右から）高梨と山崎（撮影・村上　大輔）
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　ヤクルト・山崎がチーム19イニングぶりの得点を挙げ、勝利に貢献した。初回無死一塁で左中間二塁打。スタートを切っていた一塁走者の塩見が一気に生還し「塩見が一生懸命走ってくれた」と感謝した。

　2試合連続零敗で迎えた一戦。8日の巨人戦の9回に自身が大勢から放った2点二塁打以降、得点がなかった。高津監督が「振れている」との理由で、2番で今季2度目となる先発出場。伏兵が期待に応えた。

　勝負の7年目。打撃を見直し、グリップの位置を下げ重心を落とした。バットもオフからソフトバンク・栗原モデルなどを試し、現在は「握った感覚がいい」と尊敬する先輩の青木モデルを使用する。

　雨中の一戦を制し連敗を2で止め、13日からは0・5ゲーム差の首位・広島との3連戦（マツダ）。山崎は「勝った勢いをぶつけたい」と誓った。（青森　正宣）