オリックス 朗希に“三度目の正直”ならず5位転落 4勝のうち3勝を献上する屈辱

[ 2022年5月13日 20:56 ]

パ・リーグ   オリックス1-4ロッテ ( 2022年5月13日    京セラD )

<オ・ロ> 7回2死、佐々木朗はオリックス・野口を空振り三振に抑え雄叫びを上げる (撮影・後藤 大輝)
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 オリックスは13日、4月10日の対戦で完全試合を許したロッテ・佐々木朗希投手(20)と今季3度目の対戦となったが、勝利は奪えなかった。

 同10日の対戦では13者連続三振でプロ野球新記録を許し、19三振で1試合の最多三振記録に並ばれていただけに、オリックスは初回から好球必打でファーストストライクから積極的にスイング。福田、宗、紅林と上位打線がわずか4球で初回を終える一幕もあった。

 3回には、高卒1年目の池田の安打を皮切りに1点を返したが、なかなか攻略の糸口をつかめず。7回まで投げた佐々木朗からは結局1点しか奪えなかった。8回にはロッテ2番手・西野から無死一、二塁の好機をつかむが無得点。頼みの主砲・吉田正を欠き、打線がつながらなかった。

 一方、先発の田嶋は粘りの投球を見せたものの7回2失点。8回に登板した2番手の富山が2失点して、リードを広げられた。

 5月はまだ1勝のオリックスは、これでロッテにかわされて5位転落。さらに佐々木朗に対しては3連敗。今季4勝のうち、オリックスは3勝を献上したことになる。

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2022年5月13日のニュース