完全試合13者連続K！朗希が月間MVP初受賞「こういう結果を1年間できたらいい」

大樹生命月間MVP賞を受賞した佐々木朗
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　ロッテ・佐々木朗希投手（20）が13日、3・4月度の「大樹生命月間MVP賞」を初受賞し、「初めてなので凄くうれしいし、チームメートに凄く感謝しています」と喜んだ。

　この期間は5試合に登板し3勝無敗、防御率1・50。4月10日のオリックス戦で完全試合、さらにNPB新記録となる13者連続奪三振を達成し、同17日の日本ハム戦でも8回まで完全投球で降板するなど、3勝ながら異次元で、他を圧倒した。

　「僕の開幕初戦（3月27日の楽天戦）はちょっと苦しい形（6回3失点）になってしまったが、その後はうまく修正しながらいい投球ができた。（開幕前に月間MVPなんて）全然思っていなかったです」

　プロ2年目だった昨季挙げた3勝に、早くも並んだ。「中6日で投げたりとか、昨季よりも成長したところも見せることができている。こういう結果を1年間できたらと思っている」と、3年目の手応えもつかんでいる。

　「完全試合をしたり、今後はなかなかないと思うけど、たくさん試合に投げられたり、イニングも投げられて、凄くいい1カ月だったと思います」

　優勝候補に挙げられながら、チームは現在、苦しんでいる。「チームが勝つために自分のできることを精いっぱいやりたい。まずは目の前の1試合1試合を一生懸命戦って、そうすれば、その先が見えてくると思う」。自らの投球でチームを上位に押し上げる覚悟も口にした。