日本ハム新庄監督 フェラーリF40で球場入りも「無理!無理!」右足の靴を手に登場した理由は

[ 2022年5月3日 10:01 ]

<日・楽>フェラーリF40で球場入りして右靴を手に車から降りる新庄監督(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの新庄剛志監督(50)が、真っ赤なフェラーリ「F40」で球場入りした。

 新庄監督がイメージキャラクターを務める中古車販売会社「株式会社ティーバイティーホールディングス」(札幌市)の協力で、毎月1台、指揮官が超高級車を乗り換える企画。第1回目となった3月29日は推定3000万円の「マクラーレン 600LT」で登場したが、この日は現在約2億~2億5000万円の「フェラーリ F40」で爆音を鳴らせて球場入りした。

 92年式で当時の新車販売価格約5000万円ほどだったというが、約30年が経過しても根強い人気を誇り、国内でも2~30台ほどしかない貴重なモデルだという。ショールームで一目惚れした指揮官だったが、レース仕様のためにアクセルペダルとクラッチペダルの間が狭く、靴を脱いで運転したという。右足の靴を片手にドアを開けて登場したビッグボスは「無理!無理!これ…(報道陣を見て)おはようございます。靴履いていると、アクセルが踏めないという。やばー!乗り込むのに40秒くらいかかりました。狭すぎて(笑い)」と、関係者を笑わせた。

 阪神入団時から車好きで知られ、93年12月には真っ赤なランボルギーニ・カウンタックで交渉の場に現れた。その後もベンツで球場入りしたり、01年の大リーグ・メッツ時代にはこれまた真っ赤なフェラーリを入札にかけたことも。ポルシェ、BMWの大型四駆など、さまざまな“世界的な名車”を乗ってきたが「もともと車が好きがなんですけど、子供たちに夢を与えたいという。僕がそうだったので。小さい頃にプロ野球選手があの時、ベンツかな?ベンツか何かを乗っている選手がいて、かっこいいなと。俺もプロ野球選手になりたいと思ったので、それが俺がやっていきたいなと思って乗っています」と、高級車に乗る思いを語った。
 しかし、取材を終えると「駐車場入れられない!お願いします」と、駐車場内にフェラーリをまさかの置き去りにすると、選手らが駐車できずに“プチ渋滞”が起きていた。

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