法大、斉藤大主将が劇打で勝ち点! 慶大と3戦全てサヨナラ決着

[ 2022年5月3日 05:30 ]

東京六大学野球第4週第3日   法大6-5慶大 ( 2022年5月2日    神宮 )

<法大・慶大>慶大にサヨナラ勝ちし、喜ぶ法大ナイン(撮影・佐久間 琴子)
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 3回戦2試合が行われた。1勝1敗としていた法大は、9回に今秋ドラフト候補に挙がる主将・斉藤大輝内野手(4年)がサヨナラ打を放ち、6―5で慶大に逆転勝利。全てサヨナラ決着となった3連戦で勝ち点を挙げた。2戦連続で引き分けていた早大は、4―0で東大に先勝。このカードの4回戦は次週の東大―立大戦終了後、中1日の間隔を空けて実施される。

 主将として期待に応えた。1点を追う9回に押し出し四球で同点に追い付き、なお2死満塁。法大・斉藤大が左前へサヨナラ打を放った。「みんなが回してくれたので“絶対に打ってやろう”と立った」とチームメートと喜びを分かち合った。

 開幕から3試合無安打と苦しんだが、4月17日の立大戦からグリップに金属バット用のテープを巻き、その試合で初安打。「グリップが太いと楽に持てるので、調子を戻せるようになった」と4試合連続安打となるこの日の一打につなげた。

 初戦からサヨナラ勝ち→サヨナラ負け→サヨナラ勝ち、という劇的な接戦を重ねて勝ち点を挙げた加藤重雄監督は「心臓に悪いですね。粘り強く攻撃してくれて、勝ち点を取れて一生の思い出になった」と振り返った。(田中 健人)

 ▼慶大・広瀬(9回に一時逆転の今季4号2ラン)何とか入ってくれという気持ちだった。次戦で勝てば優勝する可能性はあるので、しっかり練習したい。

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2022年5月3日のニュース