阪神、西勇&秋山「ダブル中5投入」でツバメ撃ち!! 反攻の5月、4カード連続勝ち越しへ先発ローテ再編

[ 2022年5月3日 05:30 ]

青柳とのキャッチボールでサムアップをする西勇(撮影・平嶋 理子)
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 主力右腕の「ダブル中5投入」で4カード連続勝ち越しだ。阪神は3日からのヤクルト戦に向け先発ローテーションを再編。初戦に西勇、2戦目に秋山をともに中5日の登板間隔で投入し、3戦目は復帰登板となるガンケルを起用する。2試合の雨天中止を挟んで3連勝中と勢いに乗るツバメ打線相手に、最善の布陣で臨む。

 「相手を知ってマウンドに上がるので。マウンドに上がってからの配球は、そこまで考えない」

 西勇は平常心を胸に先陣を切る。開幕から先発5試合で防御率1.91と安定感抜群。前回4月27日の中日戦では右打者の内角に食い込むシュートを要所で駆使しながら、持ち前の制球力も発揮して6回1失点と好投した。そのパフォーマンスに加え、前売りで完売の今回登板は超満員の大観衆も追い風。「攻撃中の応援というのはビジターで対戦している時から(すごいと)思っていた。本当に心強い」と意気込んだ。

 そして同28日の中日戦で今季初勝利を飾った秋山が続く。前回は5回2失点、66球と余力を残しており、中5日も問題ない。トリは右肩の張りを訴えていたガンケル。肩の張りも全快し「状態は上がってきている」と頼もしい。ヤクルトには敵地での顔合わせとなった同24日の対戦で5回2失点。初白星を挙げたが、「スワローズは打線がつながってくるチームなので、しっかり低めに丁寧に投げることを心がけていきたい」と油断なく臨む。

 3投手はこの日、甲子園球場で行われた投手指名練習で調整。充実の先発陣が、5月反攻の土台となる。(石崎 祥平)

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