巨人・原監督、ヤングGにアピール期待 坂本最短復帰も「居場所がないくらいのチームになるのがベスト」

[ 2022年5月3日 05:30 ]

広島空港に到着した巨人・原監督(撮影・河野 光希)
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 巨人・原監督が、右膝内側側副じん帯損傷のため1日に出場選手登録を抹消された坂本について、早期復帰の見通しを示した。空路で広島に移動した指揮官は「(10日間での最短復帰は)あると思う。(痛めた後に)打席にも立っているしね。それほど重症ではないかな」と、早ければ12日のDeNA戦(横浜)で戦列に戻る可能性について言及した。

 坂本は4月30日の阪神戦の7回の守備中に右膝を痛め、8回から交代。元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチも「10日で戻ってきてくれれば」と軽症を強調していた。

 ここまで29試合に出場して打率・283、3本塁打、11打点の坂本は、遊撃守備だけでなく、主将としてチームをけん引。若手投手が多い中、原監督は「(岡本)和真だって大人になっているし、ナカジ(中島)が出たり、(吉川)尚輝も経験しているし」と、坂本に代わる投手への声かけ役を求めている。

 エース菅野も右肘の違和感で離脱中だが「(2人が)帰ってきても居場所がないくらいのチームになるのがベスト」と指揮官。1日の阪神戦で「2番・遊撃」として出場し、2安打を放った広岡らにはアピールのチャンスだ。3連敗中と苦しい状況が続くが「一人一人がどう受け止めるか。自分たちのゲームをすることが大事」と立て直しを誓った。(川島 毅洋)

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2022年5月3日のニュース