巨人・高橋優貴が今季初勝利 逆転呼ぶ2回完全救援 昨季11勝左腕が持つ救援のメンタリティーとは

[ 2022年4月20日 21:28 ]

セ・リーグ   巨人5─3広島 ( 2022年4月20日    東京D )

<巨・広>7回から2イニングをパーフェクトに抑えて今季初勝利を手にした巨人・高橋(撮影・村上 大輔)
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 巨人は広島との首位攻防第2ラウンドに5─3で逆転勝ち。首位攻防第2ラウンドもとって3連勝とし今季初の貯金8とした。巨人の3連勝は今季2度目で3月29日~4月3日の6連勝以来。3番手の高橋優貴投手(25)は7回から2イニングを無失点に抑え今季初勝利となった。

 高橋は2─3の7回から登板。2イニング、打者6人をパーフェクトに抑え、8回の打線の逆転を呼んだ。昨年11勝挙げた左腕も、これが今季2試合目の登板。1軍では中継ぎでの登板となるが、流れを引き寄せる投球だった。

 「1点差というのは僕の中では考えないように、一人一人アウトを取っていくことだけを考えてマウンドに上がった。自分の仕事はまずは一人一人打ち取ることだけと思ったので、それが逆転につながればいいなと思っていた」と高橋。今季初勝利については「ちょっと違ったような形で勝つことができたが、これからも、どんな場面でも投げられるようにやっていければなと思う」と前を見据えた。

 19日に1軍再昇格を果たした。イースタン・リーグでは4月に2試合先発を務めたが「やっぱりどれだけバッターに向かって投げられるかだけだったので、それを、どんな場面でもできるようにと思ってやっていた」とし、中継ぎについても「(先発と)変化がないようにと思ってきょうは投げたので、そういうのが良かったのかなと思う」と振り返った。

 試合後、原監督も「やっぱりゲームそのものがこういう結果になったというのはね、優貴のあのピッチングというのはね、あったと思いますね。リズムも、精度も非常に良かったと思います」と評価した。

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