竜に頼れる「二刀流」現る 6回1失点で高橋宏が2連勝 豪快二塁打でホーム初星手に入れた

[ 2022年4月20日 21:19 ]

セ・リーグ   中日4ー1ヤクルト ( 2022年4月20日    バンテリンドーム )

<中・ヤ>力投する中日先発の高橋宏(撮影・椎名 航)
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 マウンドに立つ姿に、風格が漂ってきた。中日・高橋宏にとって、プロ初勝利を挙げた敵地ヤクルト戦(7日)以来となる中12日の先発登板。日本一打線との再戦でも、全く臆さない。4回には1死から山田に二塁打を浴びたものの、続く村上を150キロの内角ストレートで見逃し三振。塩見四球と捕逸で2死二、三塁とピンチを広げるも、長岡をスプリットで一ゴロに仕留めた。

 度胸は打席でも発揮される。2点を先行した直後の2回無死一、二塁の場面では、一塁へのバントを相手がエラー。満塁とチャンスを拡大させ、4回1死走者なしでは、右越えに二塁打を放ち、3点目のホームを踏んだ。前回の試合でも、逆転の適時打。「竜の二刀流」は、間違いなくチームの活力源になっている。

 高橋宏は6回に村上に一発を浴び、この回終了で102球に達したところでお役御免。19歳右腕の活躍で、負ければ4位転落の危機を回避した。

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