清原和博氏「久々に打席に立ってみたい投手が出てきた」 朗希の完全試合に打者魂燃える

[ 2022年4月20日 21:17 ]

セ・リーグ   阪神―DeNA ( 2022年4月20日    横浜 )

清原和博氏
Photo By 提供写真

 西武、巨人、オリックスで通算525本塁打など活躍した清原和博氏(54)が、20日に放送されたカンテレ「DeNA―阪神戦」の実況解説に、PL学園の後輩でもある野球評論家の野村弘樹氏とともに登場した。

 解説の合間に話題になったのが、完全試合を達成したロッテ・佐々木朗だった。これには清原氏も「本当にとんでもない投手が出てきたな、と。それも2試合続けて完全試合になりそうだったわけで。久々に打席に立ってみたい投手が出てきたなと思いますね」と、強打者としての魂を燃やした。

 佐々木朗と対戦した際の打席のイメージを聞かれると、自身の現役時代から「野茂投手だったり、伊良部投手だったり、日本最速の投手とは対戦してきた」と振り返り、「イメージとしては投げる前に振り出す。見てから振ったら間に合わへんから。投げる前に、この辺来るなと思いながら振る。それぐらいじゃないと当たらない。見て振ったら絶対に当たらない」と、極意を明かした。さらに「早めに始動して早めに振り出す。あとバットを近本選手ぐらい短く持つ」と話すと、思わず野村氏が「冗談でしょ?」と笑ったが、清原氏は真顔で「それぐらいしないとね」と、イメージを語った。

 速球に強かったという清原氏は「165キロぐらいまでは打者も対応できるんじゃないですかね」と話したが、「伊良部投手の158キロがインハイに来たことがある」というエピソードを語った際に「目の前を新幹線が通り過ぎていく感覚だった。当たったら死ぬなと」と恐怖心を抱いたこともあったという。打者の対策としては「どんな投手に対してもそう。打者が大事なのは、早めに始動して、ゆったりとタイミングを取る」と解説していた。

続きを表示

2022年4月20日のニュース