巨人・原監督 ポランコの逆転V打だけではない進塁打に「野球そのものを非常に彼は理している」

[ 2022年4月20日 21:48 ]

セ・リーグ   巨人5―3広島 ( 2022年4月20日    東京D )

<巨・広>広島に勝利しポランコをねぎらう原監督(左)(撮影・会津 智海)
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 巨人は広島との首位攻防第2ラウンドに5─3で逆転勝ち。首位攻防第2ラウンドもとって3連勝とし今季初の貯金8とした。巨人の3連勝は今季2度目で3月29日~4月3日の6連勝以来。2位の広島と2ゲーム差とした原辰徳監督(63)は、試合後、逆転V打を放つなど勝利を呼んだポランコを絶賛した。

 2─3の8回。1死から吉川が二塁打を放つと、広島先発の床田は降板。2番手の島内に対し、坂本が四球を選んでつなぐと、1死二、三塁となって、3番のポランコが打席に入った。ポランコはカウント2─2から外角低めのチェンジアップをすくい、右翼線へ二塁打。この逆転打が今季3度目のV打となった。

 原監督は「二塁、三塁になったところで、ポランコも、やっぱり、いい気持ちで、打席に立つことができたと思いますね。でも、ああいう場面でタイムリー、逆転タイムリーを打てるのは非常にチームにとっても大きかった」と称え「きょうなんかでも、進塁打をちゃんとね、あそこで打てているっていうところ、野球そのものを非常に彼は理していると思いますね。そういう意味では、打った投げた走った、だけではやっぱり一流の選手にはなれないというところは、思いますね」と評した。4回は得点にこそつながらなかったが、無死二塁から二ゴロで1死三塁の形を作り、6回1死一、二塁では一ゴロで2死二、三塁に。続く岡本和の2点適時打を生んだ。

 新助っ人の練習からの取り組みについても、原監督は「すごいと思いますね。非常に探究心もあるし、新しいものを何とか自分で採り入れようという気持ちもすごくありますしね」と語った。

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