阪神・井上ヘッドコーチ、打線沈黙に「点数が取れない。勝つ要素がない」

[ 2022年4月20日 22:14 ]

セ・リーグ   阪神0-1DeNA ( 2022年4月20日    横浜 )

<D・神>8回2死一、二塁、投ゴロに倒れる近本(右) (撮影・平嶋 理子)
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 阪神は今季5度目の零敗。再三のチャンスも得点に結びつかなかった打線に井上ヘッドコーチが奮起を促した。

 「ピッチャーが頑張ってるの中で点数が取れない。勝つ要素がないわけだよね。打開策とすればバッター陣がわかりきってること。現状いる選手でやるしかないんで。そこは苦しいとこはあるんだけども、みんなそれぞれがなんとかなんとかっていう気持ちがあるがゆえに選手たちも萎縮というか、思い切りっていうのが少ないのかな。そこは促していくしかない」

 4回は2死一、二塁のチャンスに今季2度目の先発となったドラフト6位の豊田が空振り三振。8回には2死一、二塁で3番・近本に回ったが、投ゴロに倒れ、得点を奪えなかった。チームは22試合で借金15に到達。2番に佐藤輝を起用し、攻撃的オーダーで臨んでいるが、打線は一向につながらない。打順変更については「何がベストかって考えるなかで勝ったからこの打順がいい、負けたからこの打順がだめっていう訳でもないと思う。そこはもうちょっと試行錯誤しながらやっていくしかない」と話すにとどめた。

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2022年4月20日のニュース