阪神・小川、地元・神奈川で好投「かっこいいところ見せたかった」7回2安打無失点

[ 2022年4月20日 22:27 ]

セ・リーグ   阪神0-1DeNA ( 2022年4月20日    横浜 )

<D・神>延長10回無死、ソトにサヨナラ本塁打を浴びた浜地(左)の肩を叩く小川 (撮影・平嶋 理子)
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 阪神・小川が幼少期から頻繁に野球観戦に訪れていた地元・横浜の地で、自己最長の7回を2安打無失点と好投した。

 「親とか地元の友達とか連絡をくれて。その分、変に意識しそうになったんですけどかっこいいところを見せたかったんで7回しっかり抑えられて良かった」

 序盤から力強い直球とカーブを駆使し、DeNA打線を翻弄。6回まで許した走者は2回先頭の牧に浴びた右前打と、5回2死から大和に与えた四球のみ。テンポよくアウトを積み重ね、DeNA・東との投手戦を演じ「梅野さんと話し合って一発は仕方ない」と強気で攻め続けた。

 7回には先頭の大田に三塁強襲の内野安打を許し続く佐野の一ゴロを大山が二塁送球するも野選。無死一、二塁とこの試合初めてピンチを迎えた。それでも「あそこは割り切って(投げた)、抑えたらカッコいい。プラスにしかならないと思って」と4番・牧を三ゴロ併殺打に。最後は2死一、二塁で迎えた大和をカーブで投ゴロに打ち取り、ガッツポーズを見せた。

 前回13日の中日戦は予告先発されていた伊藤将が新型コロナウイルス陽性判定を受けたため、急きょ先発。代役ながら、4回2/32安打無失点と好投した。そこから中6日での登板。先発初勝利とはならなかったが、7回2安打無失点の快投。「開幕ローテも最初は入っていたので、その中で(次も)しっかり仕事を果たしたい」と前を向いた。

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2022年4月20日のニュース