楽天・西口「石井塾」の金言に感激 フォームに初のアドバイス受け「凄くうれしかった」

[ 2022年2月3日 05:30 ]

ブルペンで投げ終えた西口(左)と見ぶり手ぶりで話し込む石井監督(撮影・篠原 岳夫)
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 楽天の6年目右腕・西口が「石井塾」の特別講座を受講した。ブルペンで131球の投げ込みを終えると、石井監督のマンツーマン指導が待っていた。身ぶりも交えて約10分間。体重移動やフォームのバランスについて金言を授かった。

 昨季は主に中継ぎとして33試合に登板して5勝を挙げ、今季は先発に挑戦。150キロ超の速球に定評はあるが、先発では長いイニングを投げても球質を落とさないことが求められる。「精度の良い球を何球投げられるか。体重移動の安定について話した」と指揮官。左足の踏み込みを意識することなど、日米通算182勝の「カリスマ講師」から効率的な投球のヒントを教わった西口は「フォームのことでアドバイスしてもらったことはなかったので、凄くうれしかった」と感激しきりだ。

 岸、涌井、田中将、則本、早川、滝中らライバルは多い。石井監督から「蹴散らして先発のスポットに入る意地を見せてほしい」とハッパを掛けられた西口は「開幕ローテーションを狙っている。直球の強さだったり、勢いや若さでは負けないように」と気勢を上げた。(重光 晋太郎)

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2022年2月3日のニュース