オリックス・吉田正「胴上げに達成感」 負傷離脱中もCS出場へ意欲「チームの勝利がリハビリになった」

[ 2021年10月27日 22:21 ]

<オリックス>ナインに胴上げされる吉田正(撮影・北條 貴史)
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 オリックスは27日、イチロー氏が中心選手だった96年以来、25年ぶり13度目のリーグ優勝が決定。2年連続の首位打者が確実視されている吉田正尚外野手(28)は優勝会見で「選手会長として重み、責任を感じていましたのでマウンドでみんなで胴上げして達成感といいますか、優勝で終えられて凄くうれしいです」と笑顔を浮かべた。

 吉田正は今季から新選手会長に就任。名実ともにオリックスの「顔」として迎えたシーズンを優勝で飾り「非常に嬉しく、みんなで胴上げして、達成感というか…嬉しい気持ちになりました。(どんな1年)選手会長と言っても、そんなアレですけど…。毎年、勝負の年と思ってプレーしていましたが、今年は優勝という形で終えることができて、非常に嬉しいです」とコメント。

 それでも自身は死球による負傷で戦線離脱し、悔しい終盤戦となり「終盤戦のチームを見て)今年1年は自分としてもタフな1年になると思っていましたし、足のケガもあってチームの大事な時期に離脱してしまって、何とも言えない気持ちでしたが…早く復帰したいという気持ちで試合を見ていました。(最後の1カ月は)チームが勝つということが、いいリハビリになりました」と複雑な胸の内を明かした。

 戦線復帰はまだ果たしていないが「(この先)もう本当に、自分のやれることを精いっぱいやって、あとはどうなるか分かりませんけど、11月10日、何とか帰ってこられるように。戦う準備をして戻れたら、と思っています」とCSファイナルステージ出場へ向け意気込んでいた。

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