日本ハム・稲葉新GM フロント職引き受けた理由 打診された当初は「正直びっくり」戸惑い隠せず

[ 2021年10月27日 16:07 ]

<日本ハム>新GM就任会見、質疑応答で笑みを浮かべる稲葉GM(撮影・高橋茂夫)
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 今夏東京五輪で侍ジャパンの監督として金メダルに導き、日本ハムのGMに就任した稲葉篤紀氏(49)が27日、札幌市内で会見した。

 これまではユニホームを着て現場の指揮を執ってきたが、今度は一味違ったフロントの仕事を引き受けた。

 その理由として「川村社長からGMの話をいただいた時に、私の今までの経験を含めあの頃をもう一度取り戻してほしいということを言っていただいた。SCOとして現場、球団に関わらせていただいた。今回は現場を見ながら、侍の経験もしてきたので、少しでも現場に生きてくれれば。私はFAでファイターズにとっていただいて、ここまで育てていただいた恩がある。そのご恩を少しでも返せればと思います」と述べた。

 GMを打診された際は「正直びっくりした」という。「GMというイメージが私の中でわかなかった。監督はたくさんの監督を見てきたが、GMを近くで見たことがなかった。どういうことをするのか想像ができなくて戸惑いは少しありました」と率直な心境を吐露。それでも「非常にやりがいのあるものをいただいた。絶対強くさせてやろうという気持ちになりました」と振り返った。

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