底力足りず2位に、ロッテ井口監督 「勝たないといけない試合をとれなかった」

[ 2021年10月27日 21:50 ]

パ・リーグ   ロッテ1─2楽天 ( 2021年10月27日    楽天生命 )

<楽・ロ25>ぼう然と引き上げるロッテナイン。勝ち越し点を許した佐々木千(右から3人目)は涙止まらず(撮影・長久保 豊)
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 楽天に逆転負けを喫し、2005年以来のリーグ優勝を逃したロッテ・井口監督は「底力」がもう少し足りなかったことを認めた。

 オリックスと僅差の争いを繰り広げたナインについては「選手は1カ月ぐらい、すごいプレッシャーの中で頑張ってくれた」とねぎらった一方で、わずか1点が大きな差となった。

 「結果論として、140試合を越えて、勝たないといけない試合をとれなかった」

 この日は1―1の8回に登板した2番手・佐々木千が小深田に決勝打を浴びた。試合後は涙を浮かべたかのようなシーンもあった。
 指揮官は「国吉、千隼、益田は勝ちパターンとして一年間、本当にしっかりとやってくれた。まだ(日本一という形で)優勝するチャンスはある。状態が上がっていない選手もいるので、(CSで)もう一度、同じ相手(楽天)とやるので、しっかりと調整したい」と悔しさを胸にしまい、新たな戦いを見据えていた。

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2021年10月27日のニュース