ヤクルト・小川 2年連続2桁勝利に王手 「失うものは何もない」攻めの投球で巨人斬り!4連勝導いた

[ 2021年10月5日 21:18 ]

セ・リーグ   ヤクルト3ー2巨人 ( 2021年10月5日    神宮 )

<ヤ・ 巨>試合後、ガッツポーズする小川(左)と西浦(撮影・白鳥 佳樹)
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 ヤクルト・小川泰弘投手(31)が5日、巨人戦(神宮)に先発し、6回2失点で今季9勝目(5敗)を挙げた。

 チームはこの日から3位巨人、2位阪神と続く大事な6連戦初戦のマウンドを託された小川は「大事な試合だったので、受けにならずしっかり先に攻めることを意識した結果」と胸を張った。

 「何とかいい流れをつくりたいと思った」と上がったマウンド。今季初の中5日の登板も「失うものは何もないと思って、とにかく攻めていくことを心掛けて、思い切り投げました」と巨人打線を6回無四球の2失点でチームを4連勝に導いた。

 小川は1点差を守り切った中継ぎ陣に「厳しいマウンドだったと思うけど、何とか勝利につなげてよかった。信頼できるいい投手がたくさんいるので、祈る気持ちで見守っていました」と感謝。この勝利で自身9勝目となり、2年連続2桁勝利に王手をかけた。

 そして緊急事態宣言が明けて、初めての本拠地・神宮の試合に「みなさんの声援がとても力になっている。これからも一緒に戦っていきましょう」と6年ぶりリーグ優勝へファンと一体となって突き進む。

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2021年10月5日のニュース