ヤクルト3年ぶりシーズン勝ち越し 3位巨人に1点差勝利の4連勝で今季最多貯金20 7日にもM12点灯

[ 2021年10月5日 20:57 ]

セ・リーグ   ヤクルト3ー2巨人 ( 2021年10月5日    神宮 )

<ヤ・巨>6回2死二塁、亀井から三振を奪い跳ねる小川(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 ヤクルトは5日、本拠地・神宮で3位巨人と対戦し3―2で勝利。6年ぶりリーグ優勝へ、この日から巨人と3連戦、8日から2位阪神と3連戦の重要な6連戦の初戦を奪った。

 大事な初戦のマウンドを任されたのは今季初の中5日登板となった小川。3回まで1安打投球の好投を見せると、打線が3回に1死一、三塁から村上が一塁へ気迫のヘッドスライディングで併殺を阻止して先制。4回には西浦、サンタナの2者連続本塁打で3―0として、リーグトップの11勝を挙げている巨人先発・高橋をマウンドから降ろした。

 3点のリードをもらった小川は5、6回に1点ずつ失ったものの、6回無四球で2失点の粘りの投球でリードを守り切って降板。この1点リードを今野、清水、マクガフの継投で3―2と逃げ切り4連勝。小川は今季9勝目(5敗)を挙げ、2年連続の2桁勝利に王手をかけた。

 ヤクルトは3年ぶりのシーズン勝ち越しを決め、今季最多の貯金20とした。この日、阪神もDeNA戦に勝利したため、1ゲーム差と変わらず最短マジック点灯日は7日に延びた。ヤクルトが6、7日と巨人に連勝もしくは1勝1分け、その間に阪神がDeNAに連敗すると、優勝マジック「12」が点灯する。

続きを表示

2021年10月5日のニュース